事務局便り

  • 第10回南九州市工芸品創作技術コンクール 審査会

    平成29年1月20日(金)市民交流センターひまわり館にて創作技術コンクール 審査会が行われました。
    昨年の11月から募集が行われており、8事業所から12名の方の作品が19点並べられました。
    年々、出品数が少なくなってはおりますが、作品を拝見できる喜びは楽しみでもあります。
    今年の大賞は田中仏像工房の田中志昇さん、優秀賞は、㈲木原製作所の木原正裕さん、組合理事長賞は同じく㈲木原製作所の竹ノ内敏至さんでした。
    19点の作品は、川辺二日市2月4日(土)~5日(日)市民交流センターひまわり館にて展示されます。
    是非、お立ち寄りください。
    販売は、後日となります。宜しくお願い致します。

  • 平成28年度優秀技能者表彰

    昨年の「優秀技能者表彰」に当組合の塗り部会 神薗秋男氏が表彰されました。
    神薗さんは、現在67歳ですが、仏壇の仕事に拘わって半世紀以上になります。
    ご本人は、とても穏やかで寡黙ですが、たまに冗談を言われる方でもあります。
    作業場は、整然とされており作業のしやすい環境を整えておられ、何よりも、ご夫婦の仲が良くお互いに尊敬されていて、心温まる感じです。
    これからも、ますますお元気でお仕事に従事して頂きたいと思います。

  • 新年明けましておめでとうございます。

    旧年中は格別のご厚情を賜りまして、誠に有難うございました。
    皆様はお正月、いかが過ごされましたでしょうか?
    早いもので、今日は1月7日七草です。
    町の中でお子様の晴れ着姿を目にしました。
    日本の風習がまだ残っていることに、懐かしくも嬉しい光景です。
    核家族化や時代が進むに連れて、様々な残しておきたいことや、残さないといけないもの等が消えつつあります。
    中でも、伝統的工芸品と名のあるものは、後継者の問題や需要の問題等で難しくなってきております。
    お仏壇もその一つでありますが、それでも拘わっている者としてこれからも、ご先祖がいて今の自分があることを見つめてゆきたいと思います。
    最近、全家庭で見ることが少なくなりました「門松」も本当は残しておきたいものの一つではないでしょうか。
    「門松」はお正月飾りの中でも最も重要と言われているそうです。
    お正月に歳神様がそれぞれの家に訪れる為の依代と言われ、歳神様はその年の家族の健康やお店の商売がうまくいくことを約束して下さる神様だそうです。
    何にでも、大切な意味があるのですね。
    仏壇組合の門松は、理事の吉留専務と大坂さんの手作りです。
    それでは、今年も「川辺仏壇」をどうぞよろしくお願い致します。

     

  • 今年も3日のみ!

    今年も残すところ、あと僅かとなりました。
    皆様の一年はいかがでしたでしょうか?
    当組合は今年、様々な事業に取り組んでおり、仏壇の技術を使用した新商品開発や神輿事業、会館改修工事等と、本年度末に向けて組合員一同取り組んでおります。
    会館も外装が綺麗になり、気持ち良く新年を迎えることができます。
    2月末頃には、内装も仕上っていることと思いますので、その時には是非組合へお立ち寄りください。
    今年も川辺仏壇をお引き立て賜りまして誠に有難うございました。
    来年もどうぞ「川辺仏壇」を宜しくお願い致します。
    良いお年をお迎えください。

     

  • 第29回仏壇供養祭 

    平成28年11月13日(日)に川辺町岩屋公園にて磨崖仏まつりが開催されました。
    その中で、第29回仏壇供養祭も行われました。
    日本書記によりますと「諸国の家毎に仏舎を作り、仏壇を安置して礼拝供養せよ。」とあるそうです。
    昨今、仏壇の需要が少なくなりつつありますが、今の自分の存在を認識するには先ずは先祖があり、今の自分を大切にする原点になるのではないかと思います。
    この時期になると古仏壇の処分の件で、問い合わせが多くあります。
    毎年、供養祭は組合の行事として行われますので、お仏壇、古仏壇の処分の件は組合へご連絡をお願い致します。
    また、当日 青年部が体験を行いました。
    参加された方には、とても喜んで頂きました。
    色々な体験をしておりますので、こちらも組合へお問い合わせください。

  • 第29回仏壇供養祭開催準備 青年部体験お知らせ

    本日、明日行われる第29回仏壇供養祭の準備を理事の方々にしてもらいました。
    午後3時に組合へ来てもらい、古仏壇と供養祭に必要な物を岩屋公園まで運んでもらいました。
    仏壇供養祭は磨崖仏まつりの中で行われます。
    磨崖仏まつりのメインは玉入れですが、会場内にて午後12時より仏壇供養祭が行われますので、足をお運びください。
    明日の供養をして下さいます御住職は光徳寺 児玉住職様です。
    また、川辺仏壇青年部が会場内で体験コーナーを設けております。
    職人の仕事に少しでも興味のある方は是非、お話をお聞きください。
    体験は、蒔絵、金箔押し、金具彫金(風鈴)、木地加工(パズル)等があります。
    伝統工芸の技術で日用品が素敵な作品になります。
    是非、秋の空の下、運動に、食事に、そして芸術に満たされてみませんか?
    お待ちしております。

  • 「わっぜいかフェスタ」にて職人募集中

    平成28年10月16日(日)に天文館ピラモールにてわっぜいかフェスタが開催されます。
    その中で、「川辺仏壇」の蒔絵師、宮殿職人の就業相談を致します。
    当日は、「川辺仏壇」の技術を使った体験もありますので、是非、相談・体験へと足をお運び願います。
    秋は食欲の秋、運動の秋、そして芸術の秋・・・多くの伝統的工芸品に触れて、様々な秋をお楽しみ下さい。

  • 平成28年度伝統工芸士研修会 10月6日開催

    今年も伝統工芸士研修会が開催されました。
    この、研修会は伝統工芸士としての継続的な技術及び知識の維持向上と、所属産地における伝統的技術の継承と向
    上に対する責務及び伝統工芸士に対する社会的信頼への自覚を探る為に実施されるもので、認定後5年毎に受講しなければなりません。
    今年は、木地部門 橋口知由氏(㈲橋口仏壇製作所)、箔押部門 久保純一氏(㈲久保仏具店)、箔押部門 瀧山健
    一氏(㈲滝山仏壇店)、箔押部門 原口好司氏(㈲瑞光堂)の4名が受講致しました。
    講師は、川辺仏壇伝統工芸士会長の大坂一馬氏にお願いし、約1時間30分の研修会となりました。
    この国には、様々な伝統的工芸品があります。
    経済産業大臣が指定した全国各地の伝統的工芸品は平成27年6月18日現在222品目です。
    鹿児島県は「本場大島紬」「薩摩焼」「川辺仏壇」の3品です。
    需要や後継者のことなど問題はありますが、先ずは多くの方に、様々な伝統的工芸品に触れて頂きたいものです。

  • 仏壇組合員 有薗(利)仏壇店への来訪

    先週、9月21日(水)に鹿児島県南薩地域振興局の森山局長様と德田様が仏壇の作業工程を視察したいとのことで有薗(利)仏壇店を訪問して下さいました。
    現在の仏壇の状況や、後継者育成のこと等、また、「川辺仏壇」のPRはどの様に伝えればよいか等、とても真剣に聞いて下さいました。
    その後、各作業場を見て下さり、有薗さんの話に耳を傾けて下さいました。
    物作りの職人集団として、こちらから出向くことはなかなか出来ないですが、現場を見て頂けることは非常に有難いことです。
    お忙しい中、訪問して下さいまして有難うございました。

  • なつやすみ こどもワークショップ出展

    平成28年8月9日(火)~15日(日)山形屋1号館6階大催場にて、なつやすみ こどもワークショップが開催されます。
    当組合の永野仏壇工芸所(蒔絵部会)、宮殿工房駒水(宮殿部会)の二人が明日、8月11日(木)~15日(日)まで出展致します。
    内容は、蒔絵写真楯とお城型貯金箱の製作体験です。
    体験時間は30分~120分くらいで完成します。
    今年の夏休みに伝統工芸にふれて、自分の手で物が形になる喜びを体験していただければと思います。
    各日、先着20名様です。
    ワクワク、ドキドキの体験を(*^^)v